« 秋月ARMマイコンキット発売 | メイン | Linuxカーネル読書会 »

May 19, 2004

Linuxカーネル2.6解読室

UNIX USER 6月号から、Linuxカーネル2.6解読室なる連載が始まった。帰宅中の電車内で読みながら帰ってきたのだが、これはおもしろい連載だ。LinuxというOSが内部で何をどのように管理しているのか、わかりやすく書いてある。第1回はプロセスのスケジューリング。わからない用語も注釈つきで親切。いいねぇ。
仕事でLinuxのメモリ管理について調べているのだが、このテーマはまだ先の話らしい。うーむ残念。

連載予定

2004年6月号 第1回 プロセススケジューリング
2004年7月号 第2回 割り込み処理
2004年8月号 第3回 時計

2004年9月号 第4回 システムコール
2004年10月号 第5回 同期と排他
2004年11月号 第6回 プロセス管理
2004年12月号 第7回 シグナル、スレッド
2005年1月号 第8回 実メモリ管理
2005年2月号 第9回 仮想記憶
2005年3月号 第10回 仮想ファイルシステム
2005年4月号 第11回 Linux標準ファイルシステムExt2
2005年5月号 第12回 ジャーナリングファイルシステムExt3
2005年6月号 第13回 ブロック型デバイス
2005年7月号 第14回 ネットワーク
2005年8月号 第15回 Linuxカーネルの起動
2005年9月号 第16回 プロセス間通信

連載の執筆者はVA LINUX SYSTEMSの高橋浩和さんである。オライリーの詳解Linuxカーネルを監修された有名なお方。むかしYLUG(Yokohama Linux Users Group)のLinuxカーネル読書会に参加したとき、一度お姿を拝見したことがあるのだ。LKH-Japan(Linux Kernel Hack Japan)のメーリングリストにも参加されていた。最近はメーリングリストのトラフィック自体がほとんどない。

ニュースサイトjapan.linux.comには、高橋さんによるLinux ver2.4カーネル内部解析報告がある。

投稿者 salmoon : May 19, 2004 11:34 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://salmoon.s56.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/17

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)