« 達人プログラマー | メイン | NTTデータとVAリナックスが障害解析ツールを無償公開 »
October 15, 2004
MontaVista社、優先度継承付きのLinuxを開発
組み込みLinuxディストリビュータ最大手の米MontaVista Software, Inc.は,優先度継承付きミューテックスを持たせることで応答性を高めた組み込みLinuxカーネルを開発した(発表資料)。通常のLinuxカーネルの最悪応答時間は約100ms程度だが,今回開発したLinuxカーネルでは数10μsを実現した。一般的なリアルタイムOSの最悪応答時間は数μsであり,対抗できる水準まで応答性を高めたとする。
ムホッ!最悪応答時間100msを10μsに短縮って、1/10000じゃないすか。やってくれたよモンタビスタ。技術力をアピールしてるねぇ。デジタル家電や携帯電話など、応答性要求がシビアな組み込み機器に威力を発揮しそうだ。非常に興味深い。
仕事でMontavista Linuxを使っているのだが、カーネルが明らかにオカシイ動きをすることがたまにある。また標準サポートキットでさえコンパイルできなかったりする。どどどどうなのよこれ。
投稿者 salmoon : October 15, 2004 01:40 AM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://salmoon.s56.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/70