« 自動車への搭載に最適化した組み込みLinux発表 | メイン | デンソー、Linuxを搭載したカーナビを展示 »

October 23, 2004

ソースコードを読むための技術

ソースコードを読むための技術より

この文書を書いた動機
ソースコードを読みなさい、あるいは読んでいく、という話題はわりとあるけども、どう読んだらいいか書いたものは見たことがない。プログラマならプログラムの読みかたは当然わかっているものだということなのだろうか?

しかし自分には人の書いたプログラムを読むことがそんなに簡単なことだとは思えない。プログラムを書くのと同じくらい、読むことにだって技術や定石があるはずだし、必要だと思う。そこで、コードをどう読むべきか、とりあえずは C 言語を前提として、無意識のうちにやっていることを明示的に整理してみる。

上記ページでは、ソースコードの解析方法やツールをコンパクトにまとめて紹介してある。なかなかイイ。最近は仕事で既存ファームウェアへ新機能を追加しているのだが…ファームプログラミングは初めてにもかかわらず比較的大きな規模、しかも納期は早めで頼む、ときたもんだ。どうしろというのか?既存コードを効率よく理解したいのだが、以下の点を把握するのに苦労している。

全体像(機能の繋がり)
各関数の機能
関数の呼び出し関係
データ構造
データの持つ意味

ドキュメントも大切だよ。適切な仕様書、少なくも多くもない適量のコメントがあれば助かる。コメント多すぎるとフローが読みづらいのなんのって。業務効率向上のためいろいろ模索しているところ。これは美しく健康なコードを書くための通過点なのだきっと。

書籍では以下のものがおすすめ。
Code Reading―オープンソースから学ぶプログラミングテクニック
達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道
プログラミング作法

投稿者 salmoon : October 23, 2004 02:27 AM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://salmoon.s56.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/78

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)