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June 04, 2006

Linux Device Driver Kit リリース

Open Tech Pressの記事より
新参Linuxプログラマ向けのドライバ開発キットがリリース

水曜日、カーネル開発者Greg Kroah-Hartmanは、Linuxデバイス・ドライバ開発キット(DDK)のリリースを発表した。開発キットのCDイメージには、デバイス・ドライバの作者がLinuxドライバを作成するために必要とするもの全部が含まれる。キットのリリースは、シアトルで5月26/27日に開催されるFreedomHECカンファレンスに備えて行われた。参加者は全員このキットのフリーなコピーを物理メディアで受け取る。

LinuxのDDKがリリースされたことをこの週末に知る。いったいどんな内容なのか!?
さっそくダウンロードして内容を見てみた。大きく3つに分かれている

(1)カーネルソースのDocumentationディレクトリの文書をDocBook形式に変換したもの
(2)カーネルソース 2.6.16.18
(3)Oreilly本 Linux Device Drivers 3rd Edition の全内容PDFファイル

既存の文書をひとつにまとめたCD-ROMなので新しいものはないのだが、DocBook文書の内容を初めてみた。まだ目次だけしかないものが多い。進化していくカーネルソースに対し、文書がどれだけの更新スピードで追従していくのか、気になるところ。ぜひ全部そろったところを読んでみたい。

Greg Kroah-Hartman氏のブログにもDDKのリリースがアナウンスされていた。今後、以下のようなことをやりたいそうだ

全文書の検索ができるようにする
CSSファイルでカッコイイwebページにする
文書を追加する

CD-ROMのラベルがトップディレクトリに入っているそうなので探したのだが…
どうやらddk_cdrom.odtというファイルがそれみたい。なんだこのodtってのは?
拡張子をzipに変えたら展開できて、xmlやpngなどいくつかファイルが出てきた。
どうやってラベルを印刷するんだろ?

投稿者 salmoon : 03:53 PM | コメント (1) | トラックバック