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December 03, 2005

Head Firstデザインパターン

オライリーのベストセラーが翻訳された。この本の特長は読みやすさとわかりやすさだ。ただ読むのではなく、ところどころにあるエクササイズやパズルを実際に解くことでさらに理解が深まる。
GoFの23パターンすべてが説明されているわけではないので注意。この本の目次はこちら
日本でもかなり売れるだろうな。これを皮切りにHead Firstシリーズは全部翻訳して出版してほしい。たのむぞオライリー

4873112494Head Firstデザインパターン―頭とからだで覚えるデザインパターンの基本
Eric Freeman Elisabeth Freeman Kathy Sierra

オライリー・ジャパン 2005-12
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この本の出版情報は、オライリーメールだと1ヶ月半前から告知されていたようだ。過去エントリのコメントで知った(コメント感謝です)。ホームページの近刊案内には10日くらい前に登場。なんだこの情報の差は?オライリーファンの方はぜひ登録しよう。

投稿者 salmoon : December 3, 2005 02:10 PM

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コメント

読破しました。
これなら、初心者にも理解できると思います。第13章に追いやられたその他のパターンについても続編として発行して欲しいと思いました。オブジェクト指向プログラミングの入門書籍としてお奨めできます。ぜひ、他のHead Firstシリーズの邦訳・出版を期待したいところです。
それにしても、デザインパターン本が世に出てから10年。この「Head Firstデザインパターン」が5年前に出版されていたら、私の人生も変わっていたことでしょう。(爆)

投稿者 : December 5, 2005 06:00 PM

誠に残念です。5年はやかったら、きっと私はObjectvilleの夕食会であなたとお会いできたことでしょう。(^^)/
それにしても速いなぁ読むのが。
エクササイズを飛ばすことは許されませんよ!(うそ)

投稿者 salmoon : December 6, 2005 12:44 AM

私の場合、Head Firstシリーズに限らず、この手の本を読むときにはちょっとしたテクニックを使っています。(皆さんが多分そうしているやり方です・・・)

文章が直ちに理解できない場合、プログラムを解読し先に構造を理解します。次にそのプログラムをクラス図にあてはめて全体像の概略を把握してから説明文を読むようにしています。
こうすることで、抽象的で難解な文章を解読(理解)します。ちょうど、プログラムをデバッガでおっかけるイメージですね。

どうしても記載されている簡単なプログラムからは、本質を見つけづらい場合が多々ありますので、再度文章を読むときには丁寧にゆっくりと読みます。
例えば、commandパターンを導入する過程での文章はやや難解だと思いますが、プログラムとクラス図(もどき)を理解することで、説明文の意図を汲み取りやすくなります。

所詮、難しい文章は、実践に裏づけされていなければ本当の理解はできませんから・・・。このくらいのズルは許されてるでしょう!(笑)

それにしても、第1章のstrategyパターンの説明は圧巻ですね。私の経験から一番わかりやすく、短時間で理解できる説明文だと関心しました。

投稿者 : December 6, 2005 10:38 AM

なるほど、コードから理解するほうが逆に早いということもありますね。
本にもいろいろありますが、抽象的で難解な文章やめい!出版社に声を大にして言いたいです。著者の日本語レベルや技術レベルにより、読みやすさや理解度にはっきり差が出ることに気付いてからというもの、本を見る眼が厳しくなりました。西田亙さんのホームページに感謝です。

http://www.skyfree.org/jpn/recommend.html

自分が書く文章に気をつけるようになったのもよかった。はたして他人から見て読みやすくなっているかどうかは謎ですが。

投稿者 salmoon : December 8, 2005 02:17 AM

西田亙さんのHP見ましたよ。
なんか挙げられている本が読みたくなるHPですね。
影響されて一冊("login:UNIX C システムプログラミング入門 ")amazonで購入してしまいました。

そういや、絵を見て理解するといったら、特許文書も使いますよね。
良くわからない文章をいきなり読むより、図とフローチャートで概要をながめてからだとかなり読みやすいしで。

投稿者 Hiro : February 3, 2006 02:14 AM

Hiroさん、おひさしぶりです。
西田さんのページに共感されましたか?私と波長が合いますねぇ。
そのむかしUNIX USER誌に連載されていたgccプログラミング工房の記事を見て西田さんのファンになりました。
あのページを見てlogin:UNIX C本をヤフーオークションで探してたらなんと会社にあるのを発見しました。システムコールを理解するのによいです。

特許文書を見たり書いたことはないんですよ。なんだか思ったより図が多そうですね。
仕事で書いたりするんですか?たしかファイルシステム開発でしたよね。

投稿者 salmoon : February 4, 2006 02:27 AM

どもどもです。
昨日、"login:UNIX"届きましたよ♪
色々本屋回ったんですが、売ってなかったです、あれ。
なのでamazonの中古です。
salmoonさんの会社にあったんですね。
なかなか本が豊富そうですね。

特許文章は、書いたことないです。
特許文書は、抵触チェックのために読むだけですよ。

開発は、今はファイルシステムですよ。
まだまだ勉強不足で、、、日々精進が必要です、はい。

投稿者 Hiro : February 5, 2006 03:30 PM

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